乗馬クラブとの違い 馬を理由に体作り

  • 非会員制 普段着で自分のペースで通える
  • 「馬から落ちないため」足をまっすぐ下す騎座が自然にできる、柔軟で筋力のある体作りを目標とする
  • 馬たちの心身に負担をかけない気配りやリードの仕方を身に着ける
  • 馬を連れ出して手入れし鞍をつけ、彼らに頼られるようなリードを目指す

    基本として「クラブでスタッフの方がやってくれること」を少しづつ身に着けていきます。
    馬との付き合いを『用意された馬に乗る時間だけ』で理解していくのはとても難しいです。乗馬に関しても恵まれた体と鋭い感性を持っている方でなければ、すぐに先に進むことが難しくなります。
    当牧場では「馬についての基礎的な知識を持ち、安全にリードできる」人になっていただくことを目標にしており、騎乗練習も3回目から「ホースリーダープログラム」へと移行します。(月2回目以降割引あり)

    施設の馬たちは常時放牧で、自然の中で自由に草木を採食しており健康そのもの。高度な馬術トレーニングを受けてはおりませんが、健康で筋力とバランス感覚のある方でしたらそつなく乗ることができる穏やかな馬たちです。さらに安全な騎乗を目指し、丸馬場の中で手綱を急に引くなど、柵外での緊急事態にも対応できる心構えと騎乗姿勢を身に着けていただきます。

    馬に乗ってみて、「?」と思うことはご自身の次の課題。筋トレやストレッチなど、30代からの自分の身体を見直すきっかけになります。特に40代以降の方は、「普段何をしているか・何を意識しているか」が重要になってきます。一日中机に座っていて、休みの日はゲームをしてたくさん食べて飲んで終わりだと、次第に健康面での不安が出てくるのです。

外出やスポーツが苦手な方でも、「馬に会いに行こう!」という目標があると楽しくなってくるものです。筋力や柔軟性、瞬発力が身に付くと、騎乗回数が少なくとも、「前回と体の動きが違う」という喜びが見つかります。
一度乗ってみて高さや揺れに対しての不安が強い方は、まずは体幹を鍛える必要があります。最新のプロテクターをつけていても、体が硬くてかかとが浮いていればちょっと馬が驚いただけで簡単に落ちてしまいますし、道草も封じることができずいつまでも馬に振り回されてしまいます。自由度が高く刺激の多い柵の外だとなおさらです。

「馬はムチで殴って拍車で蹴って痛みで動かすもの!」と信じて疑わない方には全く向いていませんが、馬たちの世話を通して『馬側のヒトになる』視点を持つ経験を「面白そう!」と思う方、お待ちしております。
馬も人も怒鳴られたり恐怖心を感じたりすることもなく、無理なく楽しめる範囲で進んでいきます。
騎乗はしなくても良い方、初めて馬に乗る方、乗馬クラブに通っていたけれどいろいろあって遠ざかってしまった方、どなたも歓迎です。

年に1回の騎乗でも、1年基礎体力作りとストレッチを続ければ、今よりずっと柔らかく安定して馬になじむようになります。
体が硬く筋力もない大人が年に数回馬に乗っても「乗るたびに衰えを感じるだけ・・」です。
肉体絶頂期のハイティーンの方は今を謳歌し、20歳以降の方は馬を理由に健康になりましょう😊

代表 カンノナオミ

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