2019年1月。メリーがイノシシのぬいぐるみでご挨拶。私も4回目の年女です。
牧場北側の急傾斜で育ちすぎたケヤキやエノキを倒れる前に伐採し、広場の日当たりと風通しも良くなりました。得た木材は土手の補強に使います。
コンクリとブロックで基礎を作り、丸馬場横に倉庫を設置。エクイエンスの講習会も行われました。
2月。大久保の畑で見事なねぎができました。
3月。母屋横の泥で詰まった溝を掘って開通させました。
4月。竹やぶで伐採しながら携帯で元号が令和と発表される中継を見ました。
5月。GWは破竹のたけのこ掘り。
6月。目が弱くなってきてまぶしくてたまらないので、カーテンを遮光タイプに替えました。
7月。雨の合間に作業する毎日。畜舎入り口に砂利を入れました。
8月。乾いた丸馬場ではだか馬。。研修生さんと「カジュアルな体験型のホースリーダープログラム」用の画像を撮影しました。
31日には思い切って三代目となる新しい大きな重機を納車。最初は3トンにしようと思っていたので「ちょっと大きすぎたかな?」と思いました。
8月31日には思い切って三代目となる新しい大きな重機(5トン)を納車。
(最初は3トンにしようと思っていたので「ちょっと大きすぎたかな?」と思いましたが、このわずか8日後に
「5トンにしておいて良かった!」と思える台風15号の被災があったのです。被災後はガソリンや軽油も思うように入手できず物流も止まったので、今思うと奇跡のような納車でした)
9月、イノシシが畜舎横の壁を崩し始めてうんざり・・
9/9 台風15号で牧場全体が被災し停電・断水。
9時には携帯電話もつながらなくなり固定電話もテレビも有線放送も途切れ情報の一切が手に入らない中、とりあえず牧場入口にかぶさった木を伐採して重機で片付け、車が通れるようにしました。
納車されたばかりの重機、いきなり大舞台!!です。断水中、馬たちは川の水が飲めたのは幸いでした。
近隣では藁ぶき屋根のトタンが飛んだお宅が多く、そこかしこで100年前の風景が見られました。
気の毒でカメラのシャッターが切れません。
9/11 新しい重機の力とタッグを組んで単身復旧作業。大久保の畑のヒノキを伐採して片付けました。
18日、ようやく通電。SNSで災害ボランティアのマッチングを行っていることを知り、秒で応募しました。
その日のうちに愛媛県の近藤さんチームとつながり、ゲストハウスを宿としてお貸しながら一緒に復旧作業をすることに。偶然ですが、母の出身地の方たちで伊予弁がとても懐かしいです。
お天気にも恵まれ一般ボランティアさんの応募もたくさんいただいて、作業は思いがけない速さで進みます。Amazonから匿名の支援物資も大量に届いて、ありがたい限りでした。
深い穴を掘って基礎と柱を増設、折れて複雑に入り組んだ竹の除去も始めました。
3日にはプロの方と鴨川の消防署のみなさんが作業に来てくださって、川に倒れこんだ大木があっという間に撤去されました。
ボランティアさんたちと竹の片づけを進める中、さらに大きな台風が来るとのニュース。
「復旧作業の終わっていないあれもこれも、屋根のブルーシートも、倉庫の中の資材も全部飛んでしまうのか・・」と悟りの気持ちでその日を迎えました。
10/13 台風19号襲来。
11月。地元の方にお手伝いいただいて大久保の畑を管理中に、カヤネズミを見つけて記念撮影。
12月。馬搬振興会の岩間さんが来られて大久保の畑を耕しました。
9月の台風の三日後にリリースされたドラクエウォークをようやくインストール、初代からのプレイヤーは自分の牧場がふりがな付きで表示されたことに感動しました。
9月からは激動でしたが、新たなご縁もたくさん繋がって嬉しい一年となりました。